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ラーメン二郎 環七一之江店

Category : ラーメン |

池袋の夜を天下一品で〆ての翌朝、快晴の日曜の朝は船堀のホテルから環七通りまで歩きます。
IMG_2131.jpg

30分もかからずにこちらに到着します。

「ラーメン二郎」
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札幌二郎インスパイアを食べた者としては避けては通れないお店です(そんなことないか)。
なんか札幌にも店舗が出来るような情報が飛び交ってますね。

こちらは二郎の中では初心者向けらしく(ネット調べ)系列店でめずらしく日曜も営業、開店時間も食べ歩きに優しい10:30とのことで私にぴったりと判断して訪問しました。

10時前に到着したのですがさすがに誰も居ません。
このまま待つのもなんかもったいないので一之江駅周辺を散策して20分前に戻ってみたらすでに6、7人の並び。

しまった!くそっ私のファーストロット(二郎用語)が!

食べる前からちょっとした敗北感を抱えながら列に並びます。まあこの人数ならファーストに滑り込める可能性は大です。

開店10分前に中から店主が出て来て「どうぞ」との声。早い!

ちょっと古めの券売機で食券を買いプレートをカウンターに置きます。
パチンと音を立てて置く(二郎用語)のは忘れてて出来ませんでした。

微妙に緊張感漂う店内。まあ緊張してるのは私だけなんですが。
コール(トッピングのオーダー:二郎用語)の仕方はネットや札幌のインスパ店で事前に学習済みですから恐れる事はなにもありません。
「ニンニク入れますか?」の問いに「はい」と答えるのみです。

先客の麺が茹で上げられてドンブリに盛られています。

しかし店主が最初の客に向けて放たれた言葉は「どうします?」

え?「ニンニク入れますか?」じゃないの?
ニンニクはコールしなくても入ってるの?入ってないの?
パニックになります。

そうだ、7人いれば誰かニンニクコールするだろ。それを真似ればいい。
異常な集中力で先客のコールに耳を澄まします。
「ヤサイ」
「ヤサイアブラ」
「ヤサイカラメ」


誰も言わない・・・。



唯一入れたと思われるのは「全部」というコール。これじゃわかんねえよ!

そうこうしてる間に私の番が来ました。もう開き直るしか無い。
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!

覚悟を決めて若干ふてぶてしく「あ、ニンニク」と一言。

店主「はい」

通じた!

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という心臓バクバクの試練を乗り越えてた私に提供されたぶた2枚入り小ラーメンニンニクのみ600円

これから連食なので小にしました。キャベツ多いですね。

ヤサイの隙間からスープをずずっと一口「肉のうまみ!」

スープの寸胴に大量に浮かぶ豚肉からのプラシーボでしょうか。肉汁のようなうまみが口に広がります。
甘さもしょっぱさも想像より数段弱め。食べやすさを重視した「シャカリキ」よりも弱めじゃないでしょうか。

麺は太めですが平打ちっぽいストレート。柔めの茹で加減で小麦の風味やゴワゴワ感などはありません。

少し食べてから気がつきましたが脂が乗ってません。これもコールで乗るんですね。
脂は無くても物足りなく感じませんでしたね。それくらい食べやすい。

ブタは柔すぎず硬すぎず、これなら5枚でもいけたかも。

お店を出るときにはご年配のお客さんも、なんか地元に愛されてるお店のようですね。

過度なジャンクを期待して行ったわけじゃないのですが、もうちょいハードル高いと思ってました。
普通に食べやすくて美味しいラーメンでした。

こういうお店も必要なのでしょう。


1970年代からアンダーグラウンドな人気を博し、ここ数年で一気に人気が爆発、全国に亜流店を増殖させたという二郎。
お腹を空かせた学生中心の客へのサービスとして要望に応えた野菜マシ、各種コールの数々、低料金、自家製麺などの一貫した独自性は味よりもその精神に客が魅入られてようにも見えます。


ここで頭に思い浮かぶのが日本のハードコアパンクシーンの「Hi-STANDARD」というバンドです。

DIYの精神を掲げた彼らはメジャーのシステムを否定し、可能な限りの活動を自身で行い、オーディエンスのためにチケットを低価格に抑えるなどの地道な活動を続け全国の音楽ファンの共感を呼び、やがて巨大なムーブメントを引き起こします。

その後彼らの音楽や格好を真似てメジャーシーンで活動するバンドも多く現れまして、それはそれで人気を博したりしてますが、それはあくでまでもブームの中で生まれた似て異なる存在でしょう。

やはりパンクというのは精神なのです。
そして私はその精神の多くを二郎にも感じる事ができるのです。

また、パンクというととにかく世間に対して反抗的な存在のような扱いを受けることが多いのですがそれは間違いで「自分自身に忠実に生きている結果」としてたまたま世の中のルールから外れてしまっただけなのだと私は考えます。

二郎が「今目の前に居る客を大切にする」という姿勢を貫き通した結果現在の姿になったわけで、それは時として常軌を逸した盛りや味付けになってしまい、世間からは「こんなのラーメンじゃない」などの非難を浴びたり奇異の目で見られる事もしばしばです。

それでも「そんなの関係ない。今が大切なんだ(NO FUTURE)」という声が聞こえてくるようなラーメン。

やはり二郎はパンクなのです。
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