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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO

Category : 音楽 |

「日々のR.S.R.」が送るライジングサン2012レポ
すっかり寒くなった今、2ヶ月以上経ってようやく書き始めました。遅過ぎですよね。

でも書きます。

毎年開場から終演までフル参加が自慢の私でしたが今年は仕事の都合で金曜の夜からの参加でした。
17時30分に仕事が終わり視界不良になる程の豪雨のなか高速を北に走り抜けます。
まさかの買い出しも頼まれ到着は20時近くでした。

今年は会場のレイアウトも大幅に変更されて軽く迷いながらの移動です。

友人達が待つベースキャンプに着いてかけつけのラムコークを飲み干すとサンステージから斉藤和義の声が。
「歩いて帰ろう」からまさかのハイロウズのカバー「青春」を遠巻きに聴きながらラムトニックを飲み干します。

焼いてもらった餃子やおにぎりをラムトニックで流し込んで満を持しての初ステージはレッドスターフィールドの「indigo jam unit」です。

ドラム×2、キーボード、ベースという編成のジャズバンド。
ジャズは門外漢の私でも十分楽しめる素晴らしいバンド。
特にドラムはこれだけ観に来ても元が取れるじゃないかってくらいの爆発っぷりです。

アーステント「チャットモンチー」
ドラマーが脱退して2人編成のまま活動を続行する事になったチャットモンチー
ベーシストがドラムに転向した所までは知ってましたが、実際のステージは2人の楽器パートをガンガンに入れ替えての超攻撃的なステージ。
新曲旧曲織り交ぜての堂々たる演奏でした。


もう一個チバユウスケが組んだスペシャルバンドみたいなのをこの後観たのですが夜も遅くてイマイチ覚えてません。
轟音の中何となく感じたのはチバはやっぱりバンドマンなんだな、という事。

飲み過ぎてブルーハーブを観なかったのが今年最大の痛恨です。


翌朝は快晴。
会場を抜けて銭湯と買い出しに出かけて再度会場入りです。
今年の再入場時の交通状態は最悪ですね。要改善だと思います。

IMG_1610.jpg

二日目のオープニングは「吾妻光良&スインギンバッバーズ」

日本が誇るブルースギタリスト吾妻光良が率いるビックバンドです。
ブルースと聞くとなんか湿っぽいというか辛気くさいイメージが漂いますが、吾妻さんのオヤジ感性をフル稼働させたユーモア満載の楽曲が会場を沸かせます。

後半は札幌が誇るシンガー松竹谷清さんを迎えて会場大盛り上がり。
しかしラストにブラック要素満載の「俺のカツ丼」を演奏するあたりがタダでは帰さないという怨念というか、やっぱりユーモアを感じます。


レインボウシャングリラというに移動してFLYING DUTCHMANを待ちます。

会場の近くで食べた「宇宙二郎」なるラーメン。
IMG_1607.jpg

太麺とそのまま飲みはキツいしょっぱさのスープとニンニクと背脂とモヤシのラーメンです。
まあお祭りですからね。

食べ終わる頃にダッチマンが始まりました。
このステージに集まった人達の多くが求めているのものは「あの曲」のようで、前半のロックチューンを楽しみながらもその瞬間が来るのを待ち続けているようにも見えます。

ひとしきり演奏を終え、ギタリストが一言挨拶をしてギターを置いてしまい、会場が「あれ、終わり?」という空気になったのですがどうやらトラブルのようで、その後ラスト曲として演奏されたのが「human ERROR」

原発に対しての全てをぶつけたこの曲は40分以上演奏され、この時を待ちこがれていた観客はモヒカンのヴォーカリスト、リー・タバスコの放つ一つ一つの言葉を心に刻み付けるようにステージを見つめています。

「末期的に気が狂ってるよ奴らは!」
「日本は一大事なんだよ!」
「愛だろ愛!」

今日本が抱えている病をえぐり出して見せつけてやるという意思が観客を呼応させ、会場の一体感は高まり、最後にリー・タバスコは客席にダイブかましてました。
叫びながら客の頭上をサーフするモヒカンの彼はさながら地球を飛び立つウルトラマンのようでした。


会場はステージや屋台も魅力的ですがグッズの物販コーナーなども行列ができたりします。

個人的に毎年楽しみにしてるのが「アーティスト缶バッジガチャガチャ」です。
お目当てのバンドが出るまでガチャガチャと両替を往復します。
時にはトレードに応じたりもして色々ゲットするのです。

いい大人になって何してんだ、と突っ込まれそうですが、ここにいるのはほとんどそういう人達なので気にする必要は無いのです。

あれこれダラダラしてるうちに陽も傾きはじめ、ここからオールナイトフェスの濃厚な時間が始まります。


レッドスターに移動して「SCOOBIE DO」

フェスならではのベストな選曲、完璧な演奏、くどいようで実はそんなでもなくキチンと笑わせる演出。
デビューして10年、現場叩き上げのパフォーマンスはすでに貫禄や風格も漂います。

ラストは夕暮れが始まろうとしていた時間帯の「夕焼けのメロディー」で終了。

隣の会場のレインボウシャングリラに着くとフィッシュマンズはリハーサルの段階で会場は満員、ほとんどの人が会場外のモニターを眺めています。

「SEASON」で始まりました。1曲目からちょっと怖いくらい麻薬的というか、水の中のような波打った風景を緻密なバンドサウンドが叩き出します。

「WALKING IN THE RHYTHM」も演奏され、もっと懐古的な雰囲気で来るかと予想してたのですが実に攻撃的な選曲です。

ラストも「新しい人」でした。まるで現行で活躍してるバンドのような鋭い楔を突き刺して彼らは会場を去りました。


「THE DAY」

仲井戸麗市率いるゴージャスバンドです。
すっかり夜も更けて始まった演奏。豪華なンメンバーの技量が爆発するような演奏かと思いきや、何ともフレンドリーな雰囲気でステージは進みます。チャボの人柄が成せる技でしょう。
ゲストにスーパーフライを招いての「スローバラード」も披露され客席は大盛り上がりでした。


「N’夙川BOYS」

映画「モテキ」出演などでサブカルチャー周辺に絶大な人気のバンドになりました。
80年代を意識した極上のポップチューンを絶望的なくらいペコペコな演奏力で押し通すステージはまさに永遠の初期衝動マジックでしょう。
客席にダイブしたマーヤ氏「信じられるのはガムテープとロックンロールだけだ!」を深く心に刻み付けた夜でした。


このあたりの時間帯からハイライトともいえるアクトが続出してフェスはピークを迎えます。
しかし私はこの辺でトーンダウン。
どうも体が休息を求めはじめたようです。


「エレファントカシマシ」

観たいバンドを色々すっ飛ばして迎えた明け方。
遂にサンステージ大トリのエレカシを観るためにムクリとテントから這い出します。

一般的なイメージではポップなバンドとして見られがちですが、発せられる音とパフォーマンスは暴力としか言いようがありません。

ボーカル宮本浩二がギターの石君の髪を掴んで転ばせたり(後で謝ってた)ベースを途中で奪って弾きだすなどもう観てる方はおろかサポートでステージに立ってたフジイケンジ氏も完全に引き腰です。

しかし演奏そのものは素晴らしく、無事大団円を迎えたステージでした。


今年は規模縮小、レイアウト変更、飲食店の減少など変化点が多く、場内の行動に大きく変化が出ました。
実際入場者も少ない印象でしたし、一部を除いて混雑も無く快適ではありました。
逆に「いつもと違う」という不安感もちょっと抱きました。

今後固定客を大切にした「フェスらしいフェス」を目指すのか、そこから脱却して新たな方向を模索するのか大きな節目になったのではないでしょうか。



もう今年も終わろうという時期にやっと「日々のR.S.R.」ライジングサン記事アップ終了です。

そろそろラーメンも書きたいのですが、次回は夏フェス最終章「夏の魔物」(予定)です!
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